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ブレイクマイケース インタビュー — 寺島惇太 × 小松昌平

環野 揺役 寺島惇太 × 壱川春日役 小松昌平 Interview

環野 揺役の寺島惇太さんと、壱川春日役の小松昌平さんの対談をお届け。演じられるキャラクターについて、印象的なエピソードについて、楽曲について、そしてプライベートでも仲が良いという二人の関係についてなどたっぷりと語っていただきました!


—— 「ブレイクマイケース」はまもなくリリース開始1周年を迎えます。この1年を振り返っていかがですか?

小松「ボイスを収録していないストーリーもいろいろありますので、新しいストーリーを読んでいると僕自身も初めて知る内容が出てきて度々驚かされます。この作品のコンセプトは”絡んだ糸を、解いて断ち切る”というものなのですが、いまだに隠された糸がいっぱいあるし、本当に絡みまくっている(笑)。僕自身は驚いてばかりの1年でしたね」

寺島「当初見せていただいた資料に書かれていなかったような要素がどんどん出てきて、新しい展開がある度にキャラクターの奥行きが出てきているのを感じますね。揺もまだまだ氷山の一角しか見えていないんじゃないかなと思いますので、彼の新たな要素が出てくるのを楽しみにしているところです」

—— 寺島さんは演じられている環野 揺にどんな印象を持たれていましたか?

寺島「機嫌が変わりやすくて、舌打ちするくらい不機嫌になったり、お菓子とか猫とか自分の好きなものがあるとご機嫌になったり、人に懐いたり懐かなかったりする、猫みたいに気まぐれな感じですね。最初はすごく気難しい子なのかなと思っていたのですが、Aporiaの人たちはみんな懐が広いのもあり、腫物扱いされるようなところもなくて安心しました。意外とコミュニケーションが取れていて、思ったよりも普通なんだなと感じています」

—— 揺に共感できる部分や、揺のこういうところが好きという部分をお聞かせください。

寺島「僕はそんなに機嫌が上下しないので、僕の機嫌の良し悪しを判別するのは難しいと思います」

小松「いつもニコニコしていますからね」

寺島「僕は”揺らがず”なんで(笑)。揺くんのいいなと思うところは、機嫌が悪くなってしまったときでも、相手を気遣うことができるところです。今機嫌が悪くて変な空気になっちゃっているけど、あなたが悪いわけじゃないからねとちゃんと言えるところが大人だなと思います。揺くんなりに自分の機嫌と付き合えているんですよね」

寺島「揺くんのいいなと思うところは、機嫌が悪くなってしまったときでも、相手を気遣うことができるところ。揺くんなりに自分の機嫌と付き合えているんですよね」

小松「僕も揺は難しいやつなのかなと思っていたんですけど、イベントなどを通していろんな一面が見えてくる度にかわいいやつだなと思うようになりました。感情をうまく隠せる大人がいっぱいいるAporiaにおいて、感情が表に出ちゃう揺はかなり若めのメンタルなんですけど、でもそういった感情とちゃんと向き合えているのが揺なのかなと。だから、ある意味大人だし、でも子供みたいな部分も残っているから、周りからするとつい面倒見てあげたくなるタイプなのかなと思います。管理部の『Prequel』(深雪に差す薄日)には揺が結構出てきて、すごくかわいかったです。名前のくだりで、“春日が春日になったから、俺も揺になる”って大河に言っているところとか。“揺って呼んで”とかじゃなくて”揺になる”と言うところがかわいいですよね」

—— 揺は思ったよりも管理部のハウスに居ている感じがありましたね。

寺島「そうなんですよ。僕自身も交際部のメンバーよりも管理部と絡んでいることの方が多い気がします。イベントにいつもまさともさん(隠岐谷誓役 中澤まさともさん)がいるので、朗読劇でもよく会話しています(笑)。この前のイベントの朗読劇でも隠岐谷さんからクッキーをもらいましたからね」

—— 小松さんは壱川春日についてはどんな印象をお持ちでしょうか?

小松「春日って無駄な取り繕いとかが苦手なタイプなんですけど、揺は上辺の言葉がほぼないから一緒にいても楽なのかな」

小松「春日は二面性がある人ということで、最初に収録させていただいたときから普段はだらしないけど、配信のときは切り替える感じで考えていました。ただ、その割合が1:1くらいなのかなと思っていたら、9割9分だらしなくて(笑)。配信もその延長でやっている感じなので、当初思っていたような”モードの切り替え”という感じは春日の中にはなくて、本人はそこまで意識はしてないんだろうなって。だから思っていたよりも後ろ向きな人間ではあるんだなと徐々に感じています。自分の進むべき道を分かっていてそこに行き着いているので、ここから”ご飯をしっかり食べて頑張ろう!“みたいには多分ならない(笑)。ある意味では揺と一緒で、Aporiaのこの環境だからうまくやれている部分はあると思いますが、やっぱり危うさは感じます。大河がいなくなったらどうするのかとか、心配なところは多いです」

—— 配信者としての春日はどう感じられますか?

小松「配信に関しては趣味の一環なんじゃないかなと思います。配信は春日にとっては大事な場所ではあるけれども、自分が一番大事にしている場所でもないというか、そこを避けていそうな感じはありますね。それは全てに対してそうなのかなと思います。僕も長年生きてきて、ちょっと諦めちゃう瞬間もあるんですけど、春日は諦めることがすごく多くて、自分の二番を作らないようにしてきたのかな。でも、そんな春日も今の居場所には居心地の良さを感じてはいるのかなとは思います」

—— 春日はだらしないと機本によく怒られてはいますが、常識人だなと感じる瞬間が多々ありますよね。

小松「そうそう。春日は自分にとって別にいいやと思っていることをないがしろにしているだけなのかなと思います。自分の体調とかはどうでもいいって思っているけど、“こういうことは大事にしなきゃダメでしょう”みたいな部分を持っていますよね。人との会話でもこれは言わない方がいいなとか考えていたりもして、そういう自分の中で大事にするものをしっかり持っているなと思います」

—— 寺島さんは春日の印象はいかがですか?

寺島「春日は小松さんのままというか……」

小松「えー(笑)?」

寺島「配信していますし、部屋が終わってる感じかも……」

小松「汚いってことですか?」

寺島「どこまでひどいかはコンプラ的に言えませんが(笑)、世間の方が”小松昌平の部屋を想像してください”と言われて想像するよりはずっと汚いです。そこを映さないように配信しているから、春日だなって」

小松「春日の部屋は汚くないですよ(笑)」

寺島「確かに(笑)。だから、表に見える姿と裏とでギャップがあるところが春日っぽいなということですね」

—— 揺と春日の二人の関係についてはいかがですか?

寺島「猫が好きというところでつながった二人だと思うんですけど、現実にも”猫が好き”という一点だけでつながっているコミュニティがあるじゃないですか。だから猫って偉大だなぁと思いますね(笑)」

小松「(笑)。春日って無駄な取り繕いとかが苦手なタイプなんですけど、揺は上辺の言葉がほぼないから一緒にいても楽なのかな。そんなに言葉をいっぱい交わさなくても考えていることは分かりやすいし、一緒の空間にいることが居心地いいのかなと思います」

寺島「逆に言うと二人でいるとあんまり話が動かないところはありますね。あれこれやろうとする人たちではないので、まったりして終わる(笑)」

—— では、キャラクターメイクするにあたりスタッフさんとご相談されたことや、演じられる際に大事にされていることを教えてください。

寺島「最初は終始テンションを低くしてやってみたのですが、通常はもうちょっと可愛いというか、普通の男の子っぽくやって大丈夫というお話をいただいて調整していきました。平常時のテンションは今でもだいぶ低いと思うんですけど、それでも明るくなった方なんですよ(笑)。揺は声のレンジとしては一番演じやすいところではありますが、“不機嫌”という塩梅が難しいなと思っています。ガチギレするわけでもなく、ぼそぼそと悪態をついてずっと不機嫌でいるということが、自分にはない部分なので」

—— 小松さんはいかがですか?

小松「春日に関して気をつけているのは、卑屈な感じではなくその逆にするというか。できすぎちゃうからいろんなことに対して本気じゃないみたいに感じられちゃうので、“まぁ、やれちゃうからな……”みたいな感じで、音として陰気な音にはならないように常に気をつけています。あとは大河とのやりとりですね。そこはディレクションでもあったのですが、普段からずっと”ちゃんとやれ!""はいはい”みたいなやりとりをやっているからこそその雰囲気があるというか。“おかんかよ”というつっこみも、最初に僕がやったときはもうちょっと親しみを込めた感じだったんですけど、親しいからこそもっとぶっきらぼうにしてほしいというディレクションがあり、今のようになったたちに調整しています」

—— 配信モードについてはいかがですか?

小松「そこは僕が最初にやってみた感じのままで今もやっているのですが、意外とそこまで配信モードは出てこないのでもっとやりたいなと思っています(笑)。ゲーム用語自体は普段からちょくちょく言うので、ゲーマーならではの遠慮しない感じは意識しています。ゲーマーって相手を煽るような意図がなくても、“はい、おつー”とか、“はいgg”って言ったりするんですよね。春日はそれが自然と出るくらいゲーム好きなのだと思うので、サラッと言えるように気を付けています(※「gg」=「good game」を短縮したオンラインゲームで定番のスラング)」

—— ここまで演じられてきた中で印象深いセリフやエピソードを教えてください。

寺島「さっきも言ったのですが、代理と一緒にバスに乗っているときに揺は寝ていたんだけど、バスが揺れた拍子に頭をぶつけて目が覚めて不機嫌になっちゃったときがあって。そのときに、“あんたに怒ってるわけじゃないから”ってことをちゃんと伝えていて。そこで揺ってこういうやつなんだというのが見えた気がして、好きなシーンでした」

—— そのときの代理の反応も印象的ですよね。全然気にしていなくて。

寺島「そこが揺にとっては良かったところなんだと思います。自分の機嫌が悪いせいで気を遣わせてしまって、きっとうざいとか面倒くさいとか思われているんだろうなという思いがあった中で、代理はあまりそれを食らわない感じで。そういう人の方が一緒にいて安心できるんだろうなと思います」

寺島「『tiny steady』は猫属性のかわいいところと、寂しいところがいい感じに落とし込まれていて。何かが変わっちゃったらこの場所からもいなくなってしまうのかな……みたいな匂いも感じる曲だなと思います」

小松「春日は度々体調が悪いシーンがあるのですが、そんなに体調が悪い状態のお芝居をすることってなかなかないので、演じるのは面白いですね(笑)。実際に自分の体調が悪いときにボイスレコーダーに声を録ってみて、あとで芝居に生かしたりもしています。ただ、春日は調子がよくないのが普通という人なので、体調がすごく悪いときでも普段とあまり変えすぎずに、ナチュラルにグラデーションを作れればいいなと思っています。エピソードとして印象的なのは、『Thread 1(Aloof Yellow)』で代理を追いかけて外に走って行くシーンです。そこは春日のしっかりしたところや頭の良さなどが出ているなと思っていて。今どんな齟齬が起きていて、まず何を伝えなければいけないのかをしっかり頭で分かっている。情報処理能力はすごく高いんだけど、体がついていかないっていう面白いシーンだなと思います。走ったせいで息が切れてしまい伝えたい言葉をなかなか発することができない春日は演じていて面白かったです」

—— では、揺が所属する交際部、春日が所属する管理部の印象やメンバーについてもお聞かせください。

小松「交際部の相関図、揺は樋宮にだけはノーコメントなんだ(笑)」

寺島「(笑)。収録しているセリフでも、明星がうるさい、明星のせいで寝られなかったみたいなセリフが多いんですよ。でもほかの人に対しては、一緒にお菓子食べようとか、お土産に持って行ってあげようみたいな感じで懐いている。意外と揺って平均が”好き”なんですよ。人に対してどうでもいいとはあまり思っていない感じなんで(笑)。犬は構ってもらうのが好きだけど、やっぱり猫はあんまり構われるとストレスになりますから。まぁ、揺と明星はルームシェアをしているのも大きいかもしれないです。一緒に住むと関係が悪くなっていくということは現実でもありますしね」

—— 交際部についてはどうですか?

小松「交際部は仕事の内容が内容で、春日も”交際部ってすげー”みたいなことを言っていたと思いますが、僕もそう思います。大変なことをやっているなーって」

寺島「揺は”お兄ちゃん代行”とか割とかわいい任務をやっています。でも恋さんとか明星みたいに恋人代行をするかもしれないので……そうなったらどうなっちゃうのかなと思います。意外とイエローは量産型かもしれない(笑)」

—— 管理部の関係性についてはいかがですか?

小松「相関図の春日から誓への矢印が”一生喋るじゃん”って、どんな感情か分からないですよね(笑)。だから、春日はあんまり感情で人を見ていないんじゃないかな。すごく俯瞰して、その人のすべきことを見ているというか。誓への”一生喋るじゃん”というのも、単純にずっとしゃべっているなと思っていると。むしろ、話す役割は誓に任せるとか人当たりの良さは評価しているんだろうなと思います。大河も部長を任せていますし信頼感はあるけど、何か言われると”おかんかよ”ってなる。でもただそれだけというか(笑)。一緒に住んでいて”いつもありがとう”とか言い合うような感じでは全くないし、いつも思っていると言わないだけとかでもなさそうで。深層心理ではあるかもしれないですけど、そういう遠慮のない関係性を誓も楽しんでいるところがあると思います」

—— では、ご自身のキャラクター以外で気になる人を教えてください。

小松「神家は単純に記憶喪失というところが気になりますよね。管理部は外部とあまり関わらないので割と平和なんですけど、それ以外のところでは結構物騒なことが起きているじゃないですか。一体どんな記憶を失っているんだろうと思います。あと芦佳さんもまだまだ隠していそうだから……。代理を迎え入れたのも芦佳さんで、偶然っぽい感じではあるけど実際のとこは全部計算していたとかあるかもしれない。“あ〜、気付いちゃったかぁ〜“とか言い出す可能性もあるかもしれない(笑)」

寺島「黒幕だ(笑)。僕も神家が気になるけど、逆に実は記憶喪失のふりをしているだけだったらどうする?」

小松「それはめっちゃ怖い(笑)」

寺島「神家役の(仲村)宗悟さんと話をしたときに、宗悟さんもまだ何を失っているのかは分からないと言っていました(笑)。知っちゃうと演じ方が変わっちゃうかもしれないから、何も知らないままやってる方がいいという感じで、スタッフさんがリアリティを大事にされているのかもしれません」

—— 今作の主人公であるオーナー代理の印象もお聞かせください。

寺島「この作品に出てくるキャラクターってみんなどこか突出して変わったところを持っているのですが、そういう人たちが”こいつ……!?”ってなる”本当におもしれーやつ”だと思います。だって、これだけ個性豊かなキャラがいたら、振り回され続けてんやわんや系ヒロインになりそうですけど、そうならない(笑)。揺に対してもそうですが、どっちかというと引っ張ってくれたり、自分から何か提案したりするからすごいなと思います」

小松「頭がいい人ですよね。ちゃんと考えていろんなことを言ってくれるし。彼女にもいろいろありそうなんですけど、それはいつ明かされるのかなと楽しみにしています」

—— キャラクターたちの心情や背景を掘り下げた”パーソナルソング”についてもお聞かせください。

寺島「揺の『tiny steady』はこれまで歌ってきた曲の中でも一番声を出さずに歌っている曲です。不安になるくらい声を出していないんですけど(笑)、この曲からは揺の”猫感”を感じました。ふらふらといろんなところを渡り歩いて一番居心地のいいところに留まるけど、そこが自分にとってジャストフィットじゃなくなってきたらまた次の場所を探していくみたいな、猫の気まぐれっぽい感じ。そこがかわいいなという人もいれば、そうやって懐かないから好きじゃないという人もいると思っている。そういった猫属性のかわいいところと、寂しいところがいい感じに落とし込まれていて。今いるAporiaは居心地がいいけど、もしかして何かが変わっちゃったらこの場所からもいなくなってしまうのかな……みたいな匂いも感じる曲だなと思います」

—— 揺としてはそういう今の生き方についてどう感じていると受け取りましたか?

寺島「安定したいなという想いはあるんじゃないかと思うんです。今いる場所の幸せはちゃんと感じているけれども、〈いつかたどり着く終点〉とか、〈幸せの形を今日も探そう〉とか言っているので、まだ本当にここが自分にとって最適な場所なのかは分からなくて、その答えを探している途中なのかなとなんとなく感じました」

—— 春日のパーソナルソングは2曲出ています。まずは第1弾の『Night Floating』についてお聞かせください。

小松「この曲は僕も不安になるぐらい声を出さずに、マイクの近くでボソボソと歌っていました(笑)。歌詞を見るとネガティブなことを言っているように見えますが、僕は割と春日のポジティブなところが出ている曲だと思っています。周りから見たら良くない環境に見えても俺はこれでいいし、諦めることがその人にとっては正しいときもあるんだから、好きにしていいんじゃないとみんなを肯定してあげている感じもあって。誰かにとっては”そんなことない”って背中を優しく押してもらえるような曲になっているんじゃないかなと思います」

—— 第2弾の『Code:19 -In the shade-』はいかがですか?

小松「これは『Night Floating』と打って変わってめちゃめちゃネガティブというか、春日の”えっ、そうだったの!?”みたいな部分がちょっと出ちゃったような曲だと思います。歌詞にある〈ゲームオーバー〉ってすごい言葉だなって思うんです。ゲームって失敗したときだけじゃなくて、クリアしてもゲームオーバーって出ることがあるんですよ。そのときに感じる”クリアしちゃった……”という虚無感みたいなものが春日の根幹にあるんだなと思いました。もしよかったらどんなこともクリアしない方がいいのかもなみたいな、有能がゆえの苦しみみたいなものは僕もすごく分かりますけど……」

寺島「……」

小松「(笑)。理解者を求めている感じとか、この世界で本当の自分に誰も気が付いていないと思っているとか、かなり春日の奥深い部分を掘った曲だと思っています。この曲は『Night Floating』よりは弾んだ音が多いのですが、歌詞はめちゃめちゃネガティブだから、そんなに明るくない方がいいかなと最初は思ったんです。でも、ディレクションの中で弾む音は諦めている感が出た気がします(笑)」

寺島「悲しそうに歌うよりも、諦めきった人感が出ているよね」

小松「そうなんですよ。あと特徴的なのはため息ですね。別録りさせてもらっていて、それが2番に入っているんですけど、なかなか歌にため息を入れることはなかったので、楽しかったです」

—— ここまでお話を伺っていてお二人がとても仲が良いのが伝わってきますが、お互いの第一印象は覚えていますか?

寺島「当時は明るい髪色で、事務所のプロフィール写真を見てもイケてる若者って感じで、すごく怖そうだなって思っていました(笑)。きっと俺を軽んじてくるタイプの後輩だなって思っていたら、全然かしこまっていたので、見た目とギャップがあるなって思いました」

小松「『Code:19 -In the shade-』は『Night Floating』と打って変わってめちゃめちゃネガティブというか、春日の”えっ、そうだったの!?”みたいな部分がちょっと出ちゃったような曲だと思います」

小松「惇太さんとはある作品の打ち入りのときにお会いしたんですけど、そのときは周りにいっぱいいらっしゃる先輩の一人で……」

寺島「やっぱりめちゃくちゃ軽んじてた(笑)」

小松「(笑)。その中で一番話しやすい方だったんです。いつもにこにこしていて朗らかで、何か困ったことがあったら頼れる安心できる存在でしたね」

—— そこからどうやって仲良くなられたんですか?

寺島「ゲームを一緒にやっていたんです。二年ぐらい毎晩一緒にやっていて」

小松「性質がすごく似ているんですよ。仲良くなった人とはめちゃくちゃ喋りたいんですけど、初めての人とは全然喋れないというか。そのゲームも四人でチームを組んで戦うやつだったんですけど、ずっと二人で組んで四人相手に戦って毎回負けて(笑)。なのにずっと二人で組み続けてて」

寺島「たまに誰か誘う?みたいな話になるんですけど、結局二人が一番楽だなって」

小松「もはや通話するためにゲームをしているみたいな感じがありましたね。惇太さんは本当に一緒にいて楽なんです。僕もすごくズボラなんですけど、僕よりだらしないところもあるので安心するというか(笑)。普段は先輩の前だとちゃんとしなきゃとなりますが、惇太さんの前では自然体でいられるんですよね」

寺島「いくら普段ニコニコしている人でも、どこかに地雷があったりするじゃないですか。急に”俺はそういうのは嫌いだな!“とか言われかねないというか。だから先輩に対しては発言に気を付けると思うんですけど、僕はそういうことを言いそうにないと思っているから、後輩たちはみんなもうゆるゆるですよ(笑)。まあ、実際に思わないし、言わないですからね。個々の自由だと思っていますので」

小松「惇太さんは個人主義みたいなところがあって、そこは僕とも似ているところなんです。相手にあまり干渉しない。周りからもよく仲がいいねって言われるんですけど、実際は会わないときは1、2週間全然会わなかったりしますし、会うときは毎日会うみたいな感じですし、その距離感がちょうどいいんですよ」

寺島「一人でご飯を食べていてもいいけど、いてもいいからどう?って誘うけど、断られたら当初の予定通り一人で食べるだけみたいな。お互いにそこまで相手に固執してない感じというか、それこそ揺から見た代理みたいな関係性がちょうどいいのかなと思います」

—— ありがとうございました!では最後に、『ブレイクマイケース』のユーザーの皆様へのメッセージをお願いします。

小松「『ブレマイ』はまだまだ明かされていないところがたくさんありますし、僕らもこの先の展開を知らないので、みんなで一緒に驚きながらこれから先も進んでいきたいなと思っています。ずっといい環境で『ブレマイ』をみんなでプレイしてふわふわ漂っている空間を続けていきたいなと思っていますので、これからも応援をよろしくお願いいたします」

寺島「まだThread 2が始まったばかりですから新規の方もまだまだ間に合いますので、ぜひ一緒に楽しんでいただけるとありがたいです。もうちょっとしたら揺くんももっと喋り始めるんじゃないかなと期待していますので、皆さんも一緒に待っていただければと思います。よろしくお願いいたします」


キャラクター & 楽曲情報

環野 揺(CV:寺島惇太)

JUNTA TERASHIMA AS YURAGI KANNO

環野 揺 cv: 寺島惇太

究極の気分屋。その振り切り方は0か100で、機嫌のいい時はスリスリ懐いてくるが、悪い時は安易に構うと舌打ちされる。猫が好きで、管理部ハウスで飼われているおこげや近所の猫コミュニティと仲が良い。

Pick up event:『Prequel 深雪に差す薄日』 管理部が共同生活をしているハウスで、猫のおこげを吸い、機本が作ったおやつをたべ、我が家のようにくつろぐ環野。今では当たり前となったそんな風景はいかにして出来上がったのか?環野が管理部の3人と仲を深めていったエピソードは、管理部の過去を描いた「Prequel 深雪に差す薄日」をチェック!

声優プロフィール: 寺島惇太 — 8月11日生まれ。長野県出身。ケンユウオフィス所属。主な出演作は、『KING OF PRISM』シリーズ(一条シン役)、『A3!』(御影密役)、『アイドルマスター SideM』(大河タケル役)など。

壱川春日(CV:小松昌平)

SHOHEI KOMATSU AS HARUHI ICHIKAWA

壱川春日 cv: 小松昌平

日光が天敵の虚弱体質で、超インドア派。管理部の仕事の傍ら、配信者demuとしても活動している。環野に負けず劣らずの偏食で小食。機本にはワガママ放題しているが、お互いに信頼関係が厚い。

Pick up event:『Prequel 礎を仰ぐ瞳』 交渉部の過去を描いた「Prequel 礎を仰ぐ瞳」では、祠堂の教え子が好きな配信者として壱川も登場。祠堂との会話の中で、なぜ配信の収益だけで暮らせるにも関わらずイラストの仕事やAporiaの仕事をやっているのかといった人生観や、「demu」という名前はもともと名乗っていた「Day moon」のあだ名だったということなど壱川の新情報も満載!

声優プロフィール: 小松昌平 — 4月14日生まれ。福岡県出身。賢プロダクション所属。主な出演作は、『葬送のフリーレン』(ラント役)、『転生悪女の黒歴史』(ソル・ネモフィラ役)、『アイドルマスター SideM』(牙崎漣役)など。


Personal Song

キャラクターの心情を歌うパーソナルソング。第1弾は全キャラクターが配信され、現在は第2弾が順次リリース中。キャラクターたちの心の奥の想いを感じられる歌詞が毎回話題に。

『tiny steady』 — 環野 揺 (CV: 寺島惇太)

「道に迷って、転がり込んで。つぎはぎだらけのルーティン」

静かな夜の微睡を感じさせるメロディと環野の揺れる想いがマッチしたチルな1曲。

『Night Floating』 — 壱川春日 (CV: 小松昌平)

「相変わらず今日は今日で、動かん者勝ちなんで」

〈頑張っても頑張らなくても一緒〉とマイペースに生きる壱川の人生観を軽やかに歌ったパーソナルソング第1弾。

『Code:19 -In the shade-』 — 壱川春日 (CV: 小松昌平)

「ハイスコアの裏 ゲームオーバー」

眩しい場所にいる自分と本当の自分を俯瞰して眺めている壱川の本音が感じられる、パーソナルソング第2弾。